PS4コントローラーのスティックはよく壊れます。
新品のコントローラーでも半年で壊れるものも中にはあります。
FPSをやっている方は特にカメラの視点が勝手に動いてエイムがずれるなどがおこり、ゲームへの影響力が高いです。
今回はスティックが上下左右に勝手に動く場合や動きが悪い場合の修理について簡単に説明していきます。
あくまでこの作業は自己責任で行ってください。分解の際に生じた不具合に関して、こちらでは一切の責任を負いません
不具合箇所を特定する
まずはスマホアプリなどを使って動作確認しましょう。
Androidスマホでの動作確認は下記の記事のアプリを使って動作確認をしましょう。
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私はipadを持っていますので、今回はGPcheckerというアプリで動作を確認します。
今回修理するコントローラーはジャンク品で購入したものになります。
上の動画ですとRスティックは正常なんですが、Lスティックが震えていますよね。
決して私の手が震えているわけではありません。
このような状態ですと、走るのが止まったりすることがあります。
コントローラーを分解する
まずはこのような基盤が見えるまで分解をしていきます。
分解のやり方はこちらを参考にしてください。
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スティック部を分解・清掃
今回使用する道具
スティック修理に必要なモノ
- 接点復活材
- 精密マイナスドライバー
- 綿棒
- ピンセット
精密ドライバーはダイソーで売っています。
接点復活材は600円ほどで買えます
スティックの修理を開始!
精密ドライバーをつかってスティックのポテンショメーターをこじ開けて分解します。
こじ開けたらこんな感じになると思います
続いて下の画像のように中にある白いものをピンセットなどを使用して押し出し、取り外します。
取り外した白いものがこちらになります。
このパーツはすごく大切なパーツになりますので落としたり、金属の部分を曲げないように注意しましょう。
これが取り外せたらいよいよ接点復活材の出番です。
接点復活材は直接吹きかけず、綿棒に染み込ませて使用します。
接点復活材を直接吹きかけるやり方は、センサー内部に接点復活材が残ってしまうためお勧めできません。
内部に残ると誤動作の原因や電源がつかないなどの不具合が起こる可能性があります。

綿棒に接点復活材を染みこませます。
接点復活材を入れる皿のようなものがなかったので、綿棒ケースの蓋で代用しました。
この綿棒で下の画像の箇所に接点復活材を塗っていきます。
ここの三か所と
二つの黒い輪っかのところに塗っていきます。
つけすぎはあまり良くないので表面が少し光る程度で大丈夫です。
白いプラスチックの金属部分と黒い輪っかの部分が接触して、スティックの動きを拾っているので
ここの接触不良を直せばほとんどのコントローラーは簡単に治せます。
ここの箇所の汚れを落とす感覚で拭いていきます
あとは元通りに組み立てたら終わりです!
動作確認!
では、Lスティックがちゃんと治ったのか確認しましょう!
どうでしょうか?
かなり動きが滑らかになりましたよね。
かなり簡単に修理できると思いませんか?
コントローラーって意外と簡単な仕組みで動作しているので、
難しいと思わずにチャレンジしてみてくださいね!