荒野行動をプレイする上で画質設定はかなり重要です。
画質設定は戦闘を優位に運ぶためには必須の設定で、この設定を怠ると敵を見つけられなかったりエイムが当てにくくなるなどの支障が出ます。
今回はiPadやiPhone、Androidスマホでのおすすめの画質設定をざっくりと紹介します。性能・スペック別に簡単にまとめますが、Android端末は機種によって性能が足りない場合が多いです。
基本的に荒野行動は重いゲームなので、画質設定を高めるほど高スペックな端末が必要になります。AndroidよりもiPhone・iPadのほうが荒野行動をプレイするには最適なので、画質設定を最低にしてもかなり重い人はこちらの記事も参考にしてiPad無印などを購入したほうが良いかもしれません。
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参考「荒野行動」おすすめのiPadモデルは?
iPad無印、Air、Proのどれを買ったら荒野行動が快適にプレイできるのか分からない方は、こちらの記事を参考にして下さい。 この記事の目次1 荒野行動にiPadが必要な理由2 各iPad スペック比 ...
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本題に入りますが画質設定の説明やおすすめの設定について解説をしていきます。
この記事の目次
荒野行動おすすめの画質設定
各画質設定の意味や効果を知りたい場合はこちらをクリック!
ハイエンド端末向け
Android端末で言うと10万円以上、iOSならiPad Air4、2020年もしくは2021年のiPad Pro、iPhone11・12になります。
上記で説明した端末は荒野行動の画質設定を最大にしても何ら問題なくサクサクプレイが可能で、一切のフレーム数低下も感じませんので全部最大でも大丈夫でしょう。
Android端末の場合はハイエンド端末でも若干のカクツキを感じる場合があるかもしれません。その時は臨機応変に設定を下げてください。
画質レベル | HD |
遠距離描写 | 最高 |
フレーム数設定 | 120フレーム |
解像度設定 | UHD |
グラフィックテーマ | 鮮やか |
レンズフレア | OFF |
HDR | ON |
キャラの影 | 大 |
反射材質効果 | ON |
アンチエイリアシング | ON |
シャドー効果 | 大(小でもOK) |
録画設定 | 基本はOFF |
レンズフレアはONにしても違いがはっきりとは分からないのでお好みで設定。
画質レベル・フレーム数設定・遠距離描写は勝敗に直接関わってくる(視野や敵の見やすさが変わる)のでこれらの設定は必ず最大に。
2021年に荒野行動でも120Hzのフレーム数でプレイが可能になりました。60Hzよりさらに滑らかに描写されるので2020年以降に発売されたiPad Proでは必ず120フレームに設定しておきましょう。
Android端末の場合はハイエンドでも若干のカクツキを感じる場合があるかもしれません。その時はレンズフレア・HDR・シャドーなどをOFFにして設定を下げてください。
ミドルレンジ端末向け
Android端末価格は5万~8万円ぐらいのスマホがおおよそミドルレンジスペックのスマホで、iOSならiPad 無印 第9世代・IPad Air3やiPhoneXS・XRになります。
ミドルレンジ端末は設定を最大にすると必ずラグやカクツキが発生しますので画質設定を落とします。
画質レベル | 標準 |
遠距離描写 | 中高または最高 |
フレーム数設定 | 60フレーム |
解像度設定 | HD |
グラフィックテーマ | 鮮やか |
レンズフレア | OFF |
HDR | OFF |
キャラの影 | OFF |
反射材質効果 | OFF |
アンチエイリアシング | OFF |
シャドー効果 | OFF |
録画機能 | OFF |
画質レベルを標準に設定するとレンズフレア・HDR・シャドーがオンにできなくなります。
ミドルレンジ端末にはこれらの設定はきついので、これらの設定はオフがおすすめ。
遠距離描写は敵を見つけるために最高にしておきたいですが、かなり重いので余裕があれば最高にしてください。
これでもラグなどが発生する場合はフレーム数設定を40にするか、画質レベルをバランスにしてください。
ローエンド端末向け
Android端末価格は~4万円、iOSなら2019年以前のiPad、iPhoneになります。
ローエンド端末での荒野行動プレイは正直お勧めできませんが一応紹介します。
画質レベル | 快適 |
遠距離描写 | 標準 |
フレーム数設定 | 40フレーム |
解像度設定 | 自動調整 |
グラフィックテーマ | 鮮やか |
レンズフレア | OFF |
HDR | OFF |
キャラの影 | OFF |
反射材質効果 | OFF |
アンチエイリアシング | OFF |
シャドー効果 | OFF |
録画機能 | OFF |
2019年のiOS端末や3~4万円のAndroid端末なら、これらの設定でそこそこ快適にプレイできます。
端末価格が2万円を切るものは画質設定を最低にしても、ほとんど荒野行動はプレイできないと考えた方がいいでしょう。
実際、端末のカクツキで敵が倒せないことに耐えかねて私がiPadを購入したぐらいです。低スペック端末でプレイする荒野行動は全く面白くないのでミドルレンジよりも上のスペックでの端末でのプレイを推奨します。
各画質設定の説明
画質レベル
画質設定の基本になる項目です。
この設定を下げていくとキャラや建物の描写がガサガサになっていきます。
画質設定の全体設定になるので設定を下げてしまうと画質設定が行えるものが限られてしまいます。標準またはHDに設定することを推奨。

「快適」設定

「HD」設定
比較してみると快適のほうが建物のパイプやキャラの前髪がガサガサしているのがわかると思います。
画質レベルの設定は上げれば上げるほど、人や物が高解像度になってより滑らかに見えます。
この設定が低いほど遠距離の敵が認識しにくくなるので、できるだけ最大にしておきたいところ。
画像レンダリングレベルの設定をHDにしておかないと、HDRやシャドーの設定ができません。できるだけHDにしておきたいですね。
遠距離描写
荒野行動で敵を見つけるのに最も重要な設定になります。遠距離描写が高いほど遠くの敵や遮蔽物・建物が見えるようになります。
遠距離描写が最大の時と中高の時を比較しましたので見てください。-

遠距離描写「最高」
こちらはおよそ500m離れた敵を8倍スコープでのぞいてみた時の写真です。
スコープ中央より敵がぽつんと立っているのが見えると思います。
では次に遠距離描写を「中高」にした画像を見てみましょう。

遠距離描写「中高」450m

遠距離描写「中高」400m
遠距離描写を「中高」にするとおよそ400mまでの敵や建物は見えますが、その先は見ることができません。
つまりこの設定を最大にしておかないと400m以上先の敵が見えません。
なので画質レベルはできるだけ最大に設定しましょう!
なお、画質レベルはそれなりの端末スペックを必要とするのでドローディスタンスを最大設定にすると動作が重くなる方はiPadの買い替えを検討しましょう。
フレーム数設定
フレーム数設定とは1秒間に何回画面を描写するかという設定になります。この設定を上げていくと画面の動きが滑らかになります。
ちょっとイメージしにくい人は、パラパラ漫画で考えてみてください。同じストーリーの物を用意した時に、ページ数の多いほうがマンガが動いているように見えると思います。パラパラ漫画と同じでフレーム数は画面を滑らかに見せるうえで必要な設定になります。
2021年に荒野行動を120Hzのフレーム数でプレイできるようになりました。なので120Hzの描写に対応している2020年以降に発売されたiPad Proを持っている方は120Hzに設定を推奨。
iPad 無印やiPad Air4をお持ちの方はフレーム数設定は60フレームに設定しましょう!
ココがポイント
フレーム数は動きを滑らかにする設定、60Hzまたは120Hzに設定しよう!
解像度設定
画面解像度は端末に合わせて設定しましょう。基本的には自動調整でも構いません。
2021年iPad Pro12.9インチでは2732 x 2048の解像度、
2021年iPad Pro11インチでは2388 x 1668の解像度、
iPad Air4では2360 x 1640という風に最大表示解像度が決まっています。
UHDは3840 x 2160、HDは1280×720のように規格上で解像度が決まっていますが、荒野行動上のこれらの設定ではそれらのピクセル数が明確に記述されていません。
明確な解像度はわかりませんがHDでも十分にプレイは可能です。ただ、UHDと比べると画面の描写がギザギザしがち。
iPad ProやAir4ではUHD、iPad 無印はHDでのプレイがおすすめ。
グラフィックテーマ
この設定は色のバランスを調整して、画面を見やすくしたりする設定です。
グラフィックテーマは標準または鮮やかをお勧めします。標準は色のバランスがよいので画面が見やすいです。鮮やかにすると色が少し濃くなり、かなり見やすくなります。
ただ、鮮やかにすると画面が全体的に明るくなるので、目が疲れます。
FPSゲーム自体目が疲れやすいですが、さらに目が疲れるので注意したいポイントです。
ココがポイント
グラフィックテーマは鮮やかがお勧めだが、目が疲れやすいので標準にしてもよし!
画質カスタマイズ
レンズフレア
この設定は特に必要のない設定です。
レンズフレアをオンにした状態とオフにした状態を比較しましたが、全く変わりませんでした。
よってこの設定は無視しても良いでしょう
HDR
この設定はキャラや建物をさらに緻密に描写してきれいに見せるための設定です。
この設定をオンにすることで、岩の割れ目や建物の輪郭などがくっきりと見えます。
画質が鮮やかになるのもHDRの特徴です。
この設定も基本的にはオンにしておきたい設定になります。
端末のスペックによっては動作がカクつくことがあるので、設定は臨機応変にしましょう。
キャラの影
この設定は名前の通り、キャラの影が描写されるようになる設定です。

シャドーなし

シャドーあり(大)
この設定をオンにすることで敵の場所を見つけやすくなるので、オンにしておきましょう!
ただ、この設定もスペックをかなり必要とするので、通常のiPadではオフにするのがベストです。
スペックに余裕があるなら設定は必ずオンにしましょう!
反射材効果
この設定をオンにすると光の反射が描写されます。
効果がはっきりわかるものとしては車がピッカピカに反射することです。

反射材効果なし

反射材効果あり
ただ、この設定も不要な設定ですので必要な方のみ使用する設定といった感じです。
場合によってはうっとおしく感じる場合があると思うので、好みで設定してください。
この設定もそれなりのスペックを要するので必要な方はオフにしましょう。
アンチエイリアシング
アンチエイリアシングとは描写される斜めやカーブの線のギザギザを滑らかにする処理です。
この効果を実感することは難しいですが、できるだけONにしておきましょう。
シャドー効果
この設定はキャラのシャドーの鮮明度を設定する項目になります。
比較した写真を見てみましょう。

シャドー「大」

シャドー「小」
シャドーを「大」にすると影がくっきりとなることがわかりますね。
影をじっと見て敵の位置を判断することはないので、この設定は「小」でも構いません。
この設定はかなりスペックを要しますので、この機能を使いたい方iPad Air4またはiPad Proを購入することを推奨します。
まとめ
ドローディスタンスを最大にすることとフレーム数を最大にしておけば撃ち合いに困ることはないですが、その分端末性能も必要になってきます。
画質の設定は、端末スペックが低い場合は最大に設定しても画面に反映されない時があるので、余裕のないスペックでプレイしている人は買い替えなどを検討したほうがいいでしょう。
人によってはこの記事で紹介したおすすめの設定では見づらいということがあると思いますので、設定を微調整して自分に合った設定を見つけていきましょう。